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「表紙イラストを準備する」

 

「表紙」

自己出版をする時に一番重要な部分だと思います。

2022年12月現在のKindle配信書籍数は700万冊以上。この中で少しでも目立つようにするためにはやはり表紙にこだわる必要があります。加えて、私は表紙イラストをTwitterの固定ツイートに設定しただけでフォロワー数もブクマ数も数十人単位で一気に増えました。相乗効果も見込めますし、自己出版しなくても費用対効果はあるのではないかとも思います。


↓下記はKindleのサンプル画像です。どれもアニメ化されたメジャータイトルですが、もしここに無名の作家の作品が並んだとしたら目立つでしょうか?似たようなタッチではなく、インパクトのあるものにしなければスルーされてしまうでしょう(Kindleは自己出版の有無に関係なく、こういった場所に本が並んだりします)。



私自身もイラストを描きますが、タイトルロゴや表紙の構成も含めて作成するには圧倒的にセンスと技量が不足していると早々に諦めました。そこで外注しようと決意し、5,000円前後の予算で希望に叶う絵師さんを探し出すことにしました。

参考までに、手応えがあったサービスを紹介しておきます。



ココナラ」

他にもいろいろとありますが、比較的安価で探しやすかったのがココナラです。会員登録してひたすら作品のイメージにあう絵師さんを探してお気に入り登録→比較検討しました。

ココナラについてはこちら

既にTwitterのサムネや小説のイラストを作成してもらっている方ならご存知でしょうが、良い絵師さんは人気もあり依頼料も高いです。表紙イラストを依頼するなら、早めに探し始めて予算と希望に見合った方をピックアップしておく方が無難でしょう。絵師さんによっては2ヶ月先までスケジュールが埋まっている場合もあります。



SKIMA

こちらはほぼイラスト専門(ココナラと似たサービスですが雑多ではない)なのでカテゴリーからの検索がしやすく、表紙イラストについては約3,000の候補から価格や希望に見合った絵師さんを探すことが可能でした。ココナラよりも平均して安価でしたが、絵師さんのレベルは高かったと思います。

ココナラもSKIMAもリクエストを掲示板に貼れるので、少し無理めな要望でも叶えてくれる絵師さんが現れるかもしれません。あと、会員登録すれば両方ともクーポンがもらえたりする(期間限定がどうかはわからない)のでお得でした。


他にも様々な所でイラスト作成依頼はできるので、早めに探し始めるのが良いかと思います。イラストが完成するまでは数日から1カ月(人気の絵師さんだと数カ月)はかかりますし、シリーズ物で小説を出すなら同じ絵師さんに続投してもらった方が良いのでじっくりと選びたいところですね。



「イラスト作成依頼時の注意点」

タイトルロゴなども一緒に依頼して見積もりを出してもらってください。表記されている価格は人物1人のバストアップアングルのみの料金である場合もありますので追加料金が発生する可能性もあります。

また、「画像ファイルサイズ50MB以下」「画像寸法2,560×1,600」「ファイル形式はPNG」「解像度72dpi以上」で依頼しましょう。画像ファイルサイズと画像寸法はKindleの規定から考える最適な数値です。ファイル形式は実際にはJPEGを用いますが、JPEGでマスターデータをもらうと保存するたびに画質が劣化します。PNGで作成してもらい出稿の際にJPEGに変換すれば問題はありません。名前を付けて保存するときに形式を選択すれば簡単にできます。


余談ですが、私の場合はSigilというソフトウェアで表紙に用いる時には何の問題もなかったのですが、Kindleの商品画像としてアップロードする際に同じサイズのJPEGではエラーとなりました。画質を落としたデータを用いることで解決しましたが、何度も形式を変えて保存したりしたのでマスターデータは大事に取っておく方が良いかと思います。


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